お問い合わせはこちら

お問い合わせはこちら

【1on1の効果と目的】実施後の上司・部下の関係性がどのように変化したか

リモートワークでのお仕事など、状況に合わせて働き方を変えている企業も
多くあるのではないでしょうか。
自宅やカフェにこもり1人で仕事をすることで、
知らず知らずのうちに孤独感、疎外感が増えていることもあるかもしれません。

ひとりでのお仕事が多くなった今だからこそ、上司部下の関係性を見直すことも必要です。
そこで今回は私たちが行っている1on1についてまとめていきたいと思います。

1on1とは、、

上司部下の1対1のミーティングのことです。
伝えたいことがあるときに、時間をとるという考え方ではなく、
週1回(少なくとも月1回)ペースで事前に時間を決めて行います。
企業によって時間や、実施のサイクルは異なりますが、定期的に行うことが重要です。

山崎文栄堂1on1の目的

上司部下の信頼関係を深め、部下の仕事のスキルの向上だけでなく
心の成長のサポートを目的としています。
その為、山崎文栄堂の1on1は部下の為の時間であることが前提です。

例えば、、
・仕事の中で、上手くいったこと、いかなかったことからの学び、
気づきから次に何をするのかを上司部下で共有する
・「会社として今なにを大切にしているか」認識のすり合わせを行う etc…

長ければいいという事もなく、あくまでも1on1終了後に、部下の表情が明るくなったかを見ています

上司側の気持ちの変化

5人の部下を持つ女性幹部に話を聞いてみました。
1on1をはじめてから、どんな変化がありましたかと質問をしました。
「上司部下の関係で、ただ話しを聞くというと業務の確認相談多くなるが、
定期的に1on1を実施していくうちに、自分自身のことを話しをしてくれる部下が増えた。
3年前、会社が大きく変化をした時に部下に対して、会社がどのような方向性で進んでいるのか、
認識のすり合わせが出来たことが大きかったと感じている。
特に部下の中でも1~3 年目の若手メンバーに関しては、
精神的にも丁寧なサポートが必要になるので、
ひとりひとりの考え方を聞き、
良い悪いと判断をするのではなく、安心できるように寄り添うこと大切に取組んでいる。」

女性幹部にとって1on1はリフレッシュの場であるとの事です。
お互いが元気になる時間や、終わったあと「話しが出来て良かった」とすっきりした気持ちになることが大切と
今までの1on1の出来事を振り返ってくれました。

部下からみた気持ちの変化

「1on1ってなんだろう?と最初は、聞きなれない言葉で、ありのままを話していいよと言われても何を話そう、、、。
と話す前に心の準備をして1on1に臨んでいました。
ですが、回数を重ねるほど、ありのままの気持ちを話す場として、1on1がリラックスできる場になりました。
私が努力をしたというよりも、上司が安心安全の場づくりをしてくれたからだと思っています。
否定されずに話しを聞いてもらえる環境がありことで、この場では自分の気持ちに正直になってもいいんだいう感覚になりました」

今までは、会社に変化があるときに、「どうしてなんだろう、」「何のためにやるのか、」
と自分の考えられる範囲内で、
物事を捉え、解釈をしていきました。
不満というよりも、変化があることに対しての不安はあったと思います。

1on1を通して、上司から変化する理由を聞くことで、納得しお仕事が出来るようになりました。
自分ひとりで不安になったり、もやもやしたりすることが減り、
「分からなければ、聞く。自分の心がついていくまで話をする」
ことが私にとってお仕事をする上での安心に繋がっています。

1on1を始める前から、外部のコミュニケーション研修に参加していますので、
上司部下のコミュニケーションはもちろん、会社の雰囲気も良かったと思います。
飲み会の場でもなく、仕事終わりの時間でもなく、きちんと時間を取って話しを聞いてもらえることが、
とても大切なことに気づきました。大切にされているという実感が部下の心を動かすのだと思います。

 

IMG_2502 (1)

まとめ

誰もが良好な関係で、スムーズにお仕事をしたいと望んでいるはずですが、
上手くいかないのはお互いに知る努力をしていないからかもしれません。
上司部下共に、『関係性が築けていないな』『仕事が上手くいかないな』と感じることがあれば、
一度1on1をやってみてはいかがでしょうか。

わたしたち山崎文栄堂は、コミュニケーションについて学び、後輩を育てていくことを、
取組んでいます。1年目から幹部、社長までみんなで学び、会社の文化にしています。
人の教育に関しても、これからも情報発信していきます!
ご質問などございましたら、下記URLより是非お問合せ下さい。
https://bun-eidou.co.jp/form_top/

この記事を書いたひと

上村倫世

約3年間、ひとりで経理総務を担当。 実務の経験で培った ノウハウを活かした記事を更新中!